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リノベーションを、きよく、ただしく、うつくしく

TOKYO*STANDARD

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LIFE. AND STYLE. 

Case 02 自然体が心地良い“自分たちだけの空間”

リノベーションを前提にした物件選び

東急電鉄田園都市線の池尻大橋駅から徒歩1分のこの物件は、渋谷や目黒、三軒茶屋などにもアクセスしやすい人気のエリア。「もともと一軒家を買うか建てようと考えていたのですが、立地を優先させるならマンションの方が物件が多かったんです。でも、新築のマンションでは自分たちらしい物件には出会えず、リノベーションを前提に中古マンションを探すことにしました」。ご夫妻は、この物件に出会って即決した。「大通りに面しているのに静かで駅からも近く、物件とリノベーションの費用を込みにして考えることができたので、あまり背伸びせずに理想の住まいを手に入れることができました」。

平米数よりも広く感じる居心地の良さ

家に入ると、ダイニングテーブルと一体になったアイランドキッチンが目に飛び込んでくる。「友達を呼んだ時もみんなで一緒に料理したり、作りながら飲んだりできるのが凄く気に入ってますね。最初に間取りや平米数を見たときは少し狭いかなと思ったのですが、水廻りと寝室が片側に寄せてあるので数字以上に広々と過ごすことができています」と、オープンフロアタイプのレイアウトを最大限に活用している様子。すっきりとモダンな印象になるだけでなく、実用的なのもこのレイアウトの特徴で、パブリックなスペースとプライベートな空間を効率的に分けることができる。

プランを考えるうちに希望が明確になる

「最初にプランを出してもらったのですが、気に入っている部分とそうでない部分を聞いてもらっているうちに、だんだん自分たちが何を望んでいるのかが明確になっていきました。雰囲気やイメージで出てくる希望を、例えば床材や壁の塗り方も具体的に見せてくれたので、一緒に作らせてもらっている感じでしたね」と、そのプロセスを思い出しながら楽しそうに語る。

都心に住みたい人には選択肢が増える

「結婚を機に自分たちの家を持ちたいと考えはじめました。中古物件でも抵抗がない人や、都心で楽しく暮らしたいという人には、リノベーションは良い選択肢だと思います。私たちの場合は、リノベーションを前提に物件を探すところから手伝ってもらえたので、最終的にはこの周辺の家賃相場に近い、自分たちに無理のない範囲で収まりました。結果的に旅行や趣味も満喫できるし、アクティブに毎日を楽しむ環境ができました」。理想の家を手に入れる最大のコツは? と尋ねると「小さなことにこだわるよりも、結果オーライのつもりで楽しむこと!」と、その答えは明快。自分たちの思い描く暮らしを送れる家こそが、きっと一番良い家なのだ。

インタビューに登場した住宅の詳細情報はこちらから

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