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リノベーションを、きよく、ただしく、うつくしく

TOKYO*STANDARD

blue studio

Story

LIFE. AND STYLE. 

Case 03 一枚の壁が生み出す“ぐるりな家”

リノベーションは物件ありき

家族三人で楽しそうに暮らすMさん一家は、現在の物件の別の部屋に賃貸で暮らしていた。「このマンションのゆったりとした雰囲気や充実した共用部が気に入っていたので、売りに出たら買いたいね、と話していたところタイミング良く売りに出たので迷わず購入。内装は改築すれば良いと思っていたので、物件ありきで考えました」。

提案された中から選び、考える心地良さ

「間取りが自由にレイアウトできるのであれば、細かな部分はある程度セレクトされている中から選べる方が、楽しいしイメージがまとまりやすい」と、TOKYO*STANDARDのプロセスも納得だった。「極端なこだわりがあったわけではないので、使いやすくて心地良い家にするというのが希望でした。インナーテラスやリビングに壁を建てる案等は、提案していただいたアイデアですが、暮らしてみて改めて使い勝手の良さに気付きました」と、リノベーションならではの工夫もおおいに活用している。

空間を回遊できるサーキットパス

玄関を入ると左手にドアがあり、そのままワードローブに繋がっている。さらにその先のドアを抜けるとリビングへ。壁の反対側からダイニング、キッチンを通り玄関へ抜ける。部屋をぐるりと回遊できるというレイアウトがサーキットパスの特徴。「服を選ぶ時に靴も一緒に選びたくて、ワードローブと玄関を繋ぐこのプランは嬉しかったです。洋服は全部ここに収まっているので寝室や部屋もすっきりするし、全体を見ながら服を選べるのが効率的で良いですね」。 リビングの壁がより回遊性を高めており、想像以上に導線が広く感じる。雨で濡れたコートはインナーテラスに干したり、取り込んだ洗濯物を一度にしまえるなど、使い勝手は想像以上に良さそうだ。「ともかく家の中を動き回るのが楽で、お掃除もお洗濯も効率的。ぐるりとまわれば家中の用事が済ませられるのは画期的だと思います。子供も走り回れて一石二鳥ですね(笑)」。

明確にすることで生活もシンプルになる

子供の成長や生活の変化に合わせて変更を加える予定もあるそうだ。「最初は壁の向こう側に子供部屋を作ろうとしたんですが、後から追加できるとアドバイスされて、今はこのレイアウトに。ライフステージごとに後からでも変更できると、いま大切にしたいことがはっきりするので、シンプルに暮らすことができるようになったと思います」。長く暮らす家だからこそ、自分のライフスタイルに合わせてカスタムしていくことが心地良く暮らすコツなのかもしれない。

インタビューに登場した住宅の詳細情報はこちらから

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